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増刊号 緊急報告すべき検査結果のすべて―すぐに使えるパニック値事典 Ⅰ 生化学
グルコース《血糖,ブドウ糖》
著者: 目黒周1 渡部直美2 武井泉3
所属機関: 1慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 2慶應義塾大学病院中央臨床検査部 3東京歯科大学市川総合病院内科
ページ範囲:P.733 - P.736
文献購入ページに移動現在の測定法別使用率はヘキソキナーゼ(hexokinase,HK)法が約60%,ブドウ糖酸化酵素(glucose oxidase,GOD)電極法が約30%である.HK法は特異性が高く,日本臨床化学会の勧告法として提唱されており,アメリカ臨床化学会のレファレンス法でもある.日常測定法では汎用自動分析装置用試薬として多く用いられている.GOD電極法は反応過程において消費される酸素を測定するもので,日常測定法では専用測定装置として,また自己血糖測定(self-monitoring of blood glucose,SMBG)装置でも用いられている.
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