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増刊号 緊急報告すべき検査結果のすべて―すぐに使えるパニック値事典 Ⅰ 生化学
コリンエステラーゼ〔ChE〕
著者: 高木康1
所属機関: 1昭和大学医学部医学教育推進室
ページ範囲:P.778 - P.779
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コリンエステラーゼはコリンエステルをコリンと有機酸とに加水分解する酵素で,神経,筋肉,赤血球に存在してアセチルコリンを特異的に分解する真性コリンエステラーゼと,血清に存在して種々のコリンエステルを分解する偽性コリンエステラーゼとがある.
コリンエステラーゼは肝臓で合成され,血中に分泌されるため,肝臓での蛋白合成能・実質機能を反映する指標として検査されている.肝障害の重症度や予後判定に用いられる.
コリンエステラーゼはコリンエステルをコリンと有機酸とに加水分解する酵素で,神経,筋肉,赤血球に存在してアセチルコリンを特異的に分解する真性コリンエステラーゼと,血清に存在して種々のコリンエステルを分解する偽性コリンエステラーゼとがある.
コリンエステラーゼは肝臓で合成され,血中に分泌されるため,肝臓での蛋白合成能・実質機能を反映する指標として検査されている.肝障害の重症度や予後判定に用いられる.
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