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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻10号

2011年09月発行

文献概要

増刊号 緊急報告すべき検査結果のすべて―すぐに使えるパニック値事典 Ⅰ 生化学

コリンエステラーゼ〔ChE〕

著者: 高木康1

所属機関: 1昭和大学医学部医学教育推進室

ページ範囲:P.778 - P.779

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検査の概要

 コリンエステラーゼはコリンエステルをコリンと有機酸とに加水分解する酵素で,神経,筋肉,赤血球に存在してアセチルコリンを特異的に分解する真性コリンエステラーゼと,血清に存在して種々のコリンエステルを分解する偽性コリンエステラーゼとがある.

 コリンエステラーゼは肝臓で合成され,血中に分泌されるため,肝臓での蛋白合成能・実質機能を反映する指標として検査されている.肝障害の重症度や予後判定に用いられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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