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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻11号

2011年10月発行

文献概要

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あとがき・次号予告・ラボクイズ正解者 フリーアクセス

著者: 伊瀬恵子

所属機関:

ページ範囲:P.1052 - P.1052

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 3月11日東日本大震災,福島原発事故,集中豪雨による新潟水害など天変地異が次々と発生しています.直後の騒然とした現場ではわれわれができる仕事は限られています.しかし,ライフライン復旧後であれば,被災者の健康管理につながる各種検査の実施など臨床検査技師ならではの貢献があります.医療従事者の一員として臨床検査技師がどのような貢献ができるのか,この際よく考える必要があります.

 さて今月の検査と技術は?“病気のはなし”と“技術講座”で子宮頸癌に関することが取り上げられています.癌は日本人の死因のトップであり,子宮頸癌は女性の癌の5位にあげられています.子宮頸癌は検診とヒトパピローマウイルスワクチンを接種することで予防ができるため,厚生労働省でも啓蒙活動に力を入れています.子宮頸癌の細胞診判定に用いられているベセスダシステムは2001年に改訂が行われました.この分類をもとにグレーゾーンであるASC-USとASC-Hの現状と問題点についてまとめていただいていますのでご一読ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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