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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻12号

2011年11月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

透析のシャント部をうまく描出するには?

著者: 富田則明1

所属機関: 1東葛クリニック病院検査部超音波室

ページ範囲:P.1086 - P.1087

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 血液透析患者のシャント〔バスキュラーアクセス(vascular access,VA)〕は,長期使用することでシャント血管の屈曲蛇行,膨隆(凹凸),動脈(静脈)瘤,狭窄とさまざまな合併症が発生する.

 瘤全体を正しく評価するには,体表面に盛り上がった血管に対してプローブを直接当てると血管がつぶれてしまうので,たっぷり硬めのゼリー(軟らかいゼリーは流れやすいため)か,音響媒体(東芝製SONAGEL, GEL PAD,スキンなど)を使用して体表から大きく膨らんだ体表面にプローブを直接(密着)当てないで浮かせるよう工夫をする.

 浮かせたプローブを被検者の検査部位に当てて固定させるために,検者は薬指,小指で支点を作り,肘前腕を枕などで固定する2支点支持部を作り,深部視野幅の広い台形スキャン(トラペゾイド)機能を活用するようにアプローチに工夫をすることが重要である(図1,2).

参考文献

1) 石崎一穂,加賀山知子,平井都始子:透析シャントの超音波など,盛り上がってる病変はどうすればきれいに描出できますか? Vascular Lab 6:652-654,2009
2) 八鍬恒芳,山本幸治,平井都始子:透析シャントの超音波など,盛り上がってる病変はどうすればきれいに描出できますか?【続編】.Vascular Lab 7:102-103,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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