文献詳細
文献概要
トピックス
心機図検査装置:MES-1000
著者: 吉田史1
所属機関: 1フクダ電子株式会社心電営業部心電営業課
ページ範囲:P.1119 - P.1119
文献購入ページに移動 現在,循環器系の検査には超音波診断装置やEPS(electrophysiological study)が活躍しており,次第に聴診や触診といった診断方法が下火になっている傾向がある.しかし,聴診は最も手軽に行うことができる無侵襲検査の一つであり,この聴診と心電図を結び付けて診ることで非常に効率的な検査を実現できる.このMES-1000(心機図検査装置)(図1,2)はまさに聴診と心電図を関連づけることのできる製品であり,また臨床だけではなく,教育という側面においても強力な味方となる製品である.
MES-1000の特徴はなんといってもデジタル記録できること.デジタル化を成し遂げたことにより,心電図,心音図2ch,脈波図2ch,呼吸1chといった複数のデータを視覚的に捉えることはもちろん,再生,編集,比較,計測などさまざまな方法で利用できる.心音図を見ながら同時にその音を聞くという従来のアナログ式の心音計では成しえなかったことを実現できるうえに,脈波,呼吸という要素をもプラスすることができる.これによりさまざまな情報を複合的に判断することが可能となるため,臨床的な判断を大幅に助けることができる.
MES-1000の特徴はなんといってもデジタル記録できること.デジタル化を成し遂げたことにより,心電図,心音図2ch,脈波図2ch,呼吸1chといった複数のデータを視覚的に捉えることはもちろん,再生,編集,比較,計測などさまざまな方法で利用できる.心音図を見ながら同時にその音を聞くという従来のアナログ式の心音計では成しえなかったことを実現できるうえに,脈波,呼吸という要素をもプラスすることができる.これによりさまざまな情報を複合的に判断することが可能となるため,臨床的な判断を大幅に助けることができる.
掲載誌情報