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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻2号

2011年02月発行

文献概要

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あとがき・次号予告・ラボクイズ正解者 フリーアクセス

著者: 伊瀬恵子

所属機関:

ページ範囲:P.144 - P.144

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 この冬はノロウイルス,インフルエンザウイルスが流行しています.昨年は新型インフルエンザウイルスの大流行でいろいろ大変でした.この原稿を書いている12月,鹿児島県出水市でロシアから越冬してきたツルから鳥インフルエンザのH5N1型のウイルスが検出されたと報道されました.養鶏場などのニワトリに感染して口蹄疫流行のときのようなパニックが起きないように祈りたいものです.ところで,インフルエンザの流行がわかる新システムが日本医師会と国立感染症研究所によって共同開発されたそうです.病院・診療所からの病名や検査・薬が記されたレセプトのデータから流行が地図上に色別されます.興味のあるかたは日医のホームページhttp://www.med.or.jpにアクセスしてみてください.

 本号の病気のはなし「高安病」は100年も前に日本人が報告した疾患だそうです(私は全然知らなかったのですが電子辞書にはくわしく載っていました).脈なし病と呼ばれ大動脈から分枝したところで免疫反応に伴う炎症のため大動脈の内腔が狭くなるもので難病指定されているそうです.特に,心エコーや頸動脈エコーの検査をされているかたは一読してください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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