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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻3号

2011年03月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈生理〉

心臓ペースメーカー

著者: 杉山裕章1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科循環器内科

ページ範囲:P.183 - P.189

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はじめに

 植込み式の心臓ペースメーカー(以下,ペースメーカー)が臨床応用され始めた1960年代以降,莫大な数の徐脈性不整脈患者に福音がもたらされ,ペースメーカーは今もなお最も進んだ人工臓器の一つであることは間違いない.

 現在,わが国では毎年5万件ほどのペースメーカー植込み術が施行され,全国に25~30万人の装着者がいるとされる.本稿では具体的な症例を挙げながらペースメーカーに関連した一連の診療業務を解説したい.

参考文献

1) 不整脈の非薬物治療ガイドライン研究班(笠貫宏班長):不整脈の非薬物治療ガイドライン(2006年改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006 kasanuki h.pdf.
2) 永井良三(監修),杉山裕章,今井靖:個人授業心臓ペースメーカー.医学書院,2010
3) Vardas PE, Auricchio A, Blanc JJ, et al:Guidelines for cardiac pacing and cardiac resynchronization therapy. The Task Force for Cardiac Pacing and Cardiac Resynchronization Therapy of the European Society of Cardiology. Developed in collaboration with the European Heart Rhythm Association. Europace 9:959-998,2007
4) Cleland JG, Daubert JC, Erdmann E, et al:The effect of cardiac resynchronization on morbidity and mortality in heart failure. N Engl J Med 352:1539-1549,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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