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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻5号

2011年05月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

CRPと血沈の値が乖離したときに何を考えるか

著者: 南睦1 松尾収二1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.362 - P.362

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 赤血球沈降速度(血沈)とC反応性蛋白(C-reactive protein,CRP)は,ともに炎症のマーカーとして古くから利用されている.しかし,血沈とCRPには相関関係はない.血沈がかなり亢進してもCRPが基準範囲の症例にはよく遭遇する.乖離の原因はそれぞれの測定物質が異なることに起因する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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