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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻6号

2011年06月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

迅速診断用の包埋剤の特質

著者: 小川勝成1

所属機関: 1広島大学病院診療支援部病理検査部門

ページ範囲:P.422 - P.423

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はじめに

 術中の迅速診断では,凍結切片作製装置(cryostat)を用いて標本を作製する.その際の凍結組織は,組織内部の酵素や抗原を保持するために細胞構造・物質を迅速に不動化することが重要である.その目的に凍結組織包埋剤を使用する.凍結時間をできるだけ短くし,氷傷による組織の破壊を最小限に抑えることが重要となる.

参考文献

1) 川村明義:クリオスタット(Cryostat)と凍結切片の作り方.醫科器械學雜誌 35:383-386,1965
2) 廣安誠:クリオスタットによる凍結スライド標本の作製.BIO VIEW 39:38-41,2002(http://www.takara-bio.co.jp/goods/bioview/pdfs/39_38-41.pdf)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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