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文献詳細

雑誌文献

検査と技術39巻7号

2011年07月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈病理〉

免疫組織化学―En VisionTM FLEX(Dako,Denmark)を使用した高感度検出

著者: 村上善子1 太田裕子1 山田智恵子1 谷田部恭1

所属機関: 1愛知県がんセンター中央病院遺伝子病理診断部

ページ範囲:P.536 - P.539

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はじめに

 免疫組織化学は標識抗体を用い抗原抗体反応を起こすことにより,組織内の蛋白を同定し,病理診断および医学研究に欠かすことのできない手法であるが,結果は手技や検出方法によって大きく変わりうる危険性をはらんでいる.近年,広く用いられていたABC(avidin-biotinylated peroxidase complex)法よりはるかに感度が高く,かつ簡便であるデキストランポリマー法が開発されてきた.本稿では,当院で施行しているデキストランポリマー法について述べる.

参考文献

1) Skaland I, Nordhus M, Gudlaugsson E, et al:Evaluation of 5 different labeled polymer immunohistochemical detection systems. Appl Immunohistochem Mol Morphol 18:90-96,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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