文献詳細
今月の表紙
文献概要
【症例の概要】
60歳代,男性.腹痛にて当院受診.大腸内視鏡検査などで直腸Rsに全周性2型の進行性直腸癌と診断され腹会陰式直腸切断術が施行された.術後3か月後の腹部超音波検査(図1)で肝臓S7に腫瘤を認めた.腹部CT検査や腹部血管造影検査では,S7以外のS8にも腫瘤がみられ,多発転移性肝腫瘍の診断のもと腹腔鏡下肝部分切除術が施行された.
60歳代,男性.腹痛にて当院受診.大腸内視鏡検査などで直腸Rsに全周性2型の進行性直腸癌と診断され腹会陰式直腸切断術が施行された.術後3か月後の腹部超音波検査(図1)で肝臓S7に腫瘤を認めた.腹部CT検査や腹部血管造影検査では,S7以外のS8にも腫瘤がみられ,多発転移性肝腫瘍の診断のもと腹腔鏡下肝部分切除術が施行された.
掲載誌情報