文献詳細
今月の表紙
文献概要
【症例の概要】
70歳代の女性.左下腹部膨隆で受診し,腹部超音波で34×32mmの境界明瞭な脾腫瘤を指摘された.low echoic massであり,血流は確認できなかった.転移性病変の可能性を考え検索したが明らかな原発巣は認めず,脾原発腫瘍と考えられた.脾摘出術を行い,EBV(Epstein-Barr virus)関連の炎症性偽腫瘍と診断した.
70歳代の女性.左下腹部膨隆で受診し,腹部超音波で34×32mmの境界明瞭な脾腫瘤を指摘された.low echoic massであり,血流は確認できなかった.転移性病変の可能性を考え検索したが明らかな原発巣は認めず,脾原発腫瘍と考えられた.脾摘出術を行い,EBV(Epstein-Barr virus)関連の炎症性偽腫瘍と診断した.
掲載誌情報