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脾原発の炎症性偽腫瘍
著者: 柗本紗里1 手島伸一1 西川武司2
所属機関: 1同愛記念病院研究検査科 2同愛記念病院外科
ページ範囲:P.599 - P.599
文献購入ページに移動70歳代の女性.左下腹部膨隆で受診し,腹部超音波で34×32mmの境界明瞭な脾腫瘤を指摘された.low echoic massであり,血流は確認できなかった.転移性病変の可能性を考え検索したが明らかな原発巣は認めず,脾原発腫瘍と考えられた.脾摘出術を行い,EBV(Epstein-Barr virus)関連の炎症性偽腫瘍と診断した.
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