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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻10号

1976年10月発行

文献概要

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LEラテックステストと抗核因子検出のための免疫螢光法との比較

著者: 河合式子1 河合忠1

所属機関: 1自治医大臨床病理

ページ範囲:P.739 - P.740

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 市販されている2つのLEラテックステストを抗体価既知の抗核抗体陽性血清について比較した.ハイランドLEテストキットに比して,レダリーSLEラテックステストキットがより特異的で,特に高いANF抗体価について相対的により鋭敏であった.ラテックステストは迅速,簡単な方法であって,陽性の時は全身性エリテマトーデスか他の膠原病を疑うことができる.しかし,現在のところこの検査はANFを検出する免疫螢光法と置き換えることはできない.臨床的にSLEまたはそれに類縁の病態の疑いある場合には,すべての陰性成績は免疫螢光法によって検査されなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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