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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻10号

1976年10月発行

技術講座 血清

沈降反応

著者: 米屋乃夫子1

所属機関: 1国立病院医療センター臨床検査科

ページ範囲:P.748 - P.752

文献概要

 沈降反応とは反応にあずかる抗原(沈降素原,precipitinogen)と抗体(沈降素,precitipitin)が反応することによって沈殿(沈降物,precipitate)を生ずる抗原抗体の総称で,1897年Krausによってこの現象が認められて以来数多くの事実が発見され,現在,血清学,微生物学のみならず法医学,公衆衛生学の領域まで応用領域が認められている.今回は応用領域のうちで私たちの検査室で日常多く用いられている重層法,混合法,ゲル内拡散法などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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