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技術講座 血清
間接(受身)凝集反応
著者: 笠原和恵1
所属機関: 1岡山済生会総合病院臨床検査科
ページ範囲:P.832 - P.834
文献購入ページに移動 凝集反応と沈降反応に関与する抗体は本質的には変わらない.すなわち,用いる抗原の大きさが反応を異にするわけであるが,前者は後者に比してはるかに鋭敏である.
従って,沈降反応にあずかるタンパク,多糖体,脂質などの液性抗原を適当な大きさの粒子(担体)に吸着させ鋭敏度を高めた間接凝集反応が開発され,沈降反応によって検出されていた抗体が,効率よく検出されるようになった.
従って,沈降反応にあずかるタンパク,多糖体,脂質などの液性抗原を適当な大きさの粒子(担体)に吸着させ鋭敏度を高めた間接凝集反応が開発され,沈降反応によって検出されていた抗体が,効率よく検出されるようになった.
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