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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻11号

1976年11月発行

文献概要

技術講座 血清

間接(受身)凝集反応

著者: 笠原和恵1

所属機関: 1岡山済生会総合病院臨床検査科

ページ範囲:P.832 - P.834

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 凝集反応と沈降反応に関与する抗体は本質的には変わらない.すなわち,用いる抗原の大きさが反応を異にするわけであるが,前者は後者に比してはるかに鋭敏である.
 従って,沈降反応にあずかるタンパク,多糖体,脂質などの液性抗原を適当な大きさの粒子(担体)に吸着させ鋭敏度を高めた間接凝集反応が開発され,沈降反応によって検出されていた抗体が,効率よく検出されるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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