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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻12号

1976年12月発行

文献概要

国内文献紹介

乳び尿

著者: 𠮷野二男1

所属機関: 1神奈川県立衛生短大

ページ範囲:P.887 - P.887

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 異常尿として乳び尿が成書に記載され,講義でも聞いたと思われるが,実際には地域によりほとんど見られないものである.全国296施設の協力により乳び尿症を調査して,1969年から1973年までの5年間について,それをさきに報告している1957年から1961年までの5年間のものと比較している.
 乳び尿患者数は2,595例で,そのうちの大部分である82.5%が九州,沖縄地域にあった.各地域における分布数や患者の年齢などについて,またフィラリヤ熱発作と乳び尿症との関係や,なぜ乳び尿症となるかなどについての研究成果が記されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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