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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻12号

1976年12月発行

あなたとわたしの検査室

血沈の測定法

著者: 鈴木弘文1 桜井純子2 N子

所属機関: 1北里大衛生学部血液学 2北里大衛生学部血液学教室

ページ範囲:P.954 - P.955

文献概要

 質問 血沈の測定法にはWestergren法とWintrobe法がありますが,両者の正常値が同じなのはなぜでしょうか.前者は抗凝固剤で1:4に希釈されています.細いWestergren管に注入された場合それは大変な希釈であるように思えます.3.8%クエン酸ナトリウムは血液と等張ですから比重には関係ないと思います.血球の絶対数からいって,Wintrobe法は血液自体は希釈されないのに対し,1:4の希釈でなぜ同じ値になるのでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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