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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻3号

1976年03月発行

実習日誌

現場実習を終わって

著者: 久原節子12

所属機関: 1川崎医療短大 2川崎医大病院

ページ範囲:P.204 - P.204

文献概要

 私達第1回生28名は,机上より実際をという信念で組まれたカリキュラムに従い,2年次には2人1組が午前中は現場実習と称し中検の各部署を,午後は個人別に組み分けられたスケジュールに従って細菌,化学など11部署の実習をローテーションしました.
 特に午前中の現場実習は,朝の清掃と器具の洗浄に始まり,検体受け付けや試薬調製などルーチンワークの一つ一つをまかされます.先端のとんだピペット,口の欠けたシリンダーなども捨てることは許されず,おかげで検査器具は丁寧に大切にという心構えが自然と学生全体に行き渡り,検体の取り扱いの重要性も身をもって痛感させられた毎日でした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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