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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻3号

1976年03月発行

文献概要

技術講座 血液

血小板凝集能

著者: 馬場百合子1

所属機関: 1東京医大病院中検

ページ範囲:P.216 - P.218

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 血小板が異物面に付着することを血小板粘着というならば,血小板相互が付着し凝集塊を形成する現象を血小板凝集という.
 血小板が血管壁の損傷局所の膠原線維や血管基底膜に粘着すると,血小板内のADP(adenosin diphosphate)が放出され,その局所にADPが増加して,血流中の血小板が粘着した血小板を中心にして凝集塊を作る.そして凝集すると血小板因子(第3因子,第4因子など)が放出される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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