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病気のはなし
バセドウ病
著者: 橘敏也12
所属機関: 1聖路加国際病院内科 2臨床病理科
ページ範囲:P.326 - P.331
文献購入ページに移動 今日バセドウ病といわれる病気の症状を初めて記載したのは,実は1786年英医Parryであった.しかし彼はこれを心臓病と考えた.
本症を甲状腺機能亢進症と決めこんだのは1835年英医Graves,1840年独医のBasedowであった.今日英米系の国では本症をグレーブス病といい,独系の国ではバセドウ病と呼ぶわけである.
本症を甲状腺機能亢進症と決めこんだのは1835年英医Graves,1840年独医のBasedowであった.今日英米系の国では本症をグレーブス病といい,独系の国ではバセドウ病と呼ぶわけである.
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