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測定法の基礎理論 なぜこうなるの?
心電図記録の軌跡・3—電極について
著者: 本橋均1
所属機関: 1結核予防会総合検診センター
ページ範囲:P.421 - P.424
文献購入ページに移動Du Bois-ReymondがUntersuchung der thierischen Elektrizitatの第2巻第2部を著したのは1884年であるが,その末尾120ページをさいて,分極性及び不分極電極について詳細に論じている.今日生理学で生体電気の研究を行う場合には,彼の名を冠した不分極電極及びその改良型を用いるところから分かるとおり,この部分の研究は古くて新しい多くの課題をもっている.
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