icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻7号

1976年07月発行

技術講座 血液

血球鑑別

著者: 後藤清1

所属機関: 1日大駿河台病院中検

ページ範囲:P.509 - P.512

文献概要

 血球鑑別は一種の細胞診であると言われている.1枚の標本から,白血球形態,赤血球形態,血小板形態,その他腫瘍細胞の出現など注意深く観察することにより,いろいろな疾患の診断治療に大きな情報源となる.従って,1個の細胞を誤って鑑別したり,見逃した場合には重大な誤診にもつながりうる.それだけに,私たち臨床検査技師は常に形態学を学び正しい知識のもとに,その業務に従事しなければならない.
 血球鑑別についての著書は数多くあり詳細については,それらの著書を参照されたい.今回は,ライト・ギムザ染色を基本とした血球鑑別の初歩的な事柄と,初めて塗沫染色標本を観察する場合の注意点などを交えてまとめてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら