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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻7号

1976年07月発行

文献概要

技術講座 病理

剖検介助・2—肉眼標本の写真の撮り方

著者: 進藤登1

所属機関: 1国立病院医療センター研究部

ページ範囲:P.513 - P.514

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 今日,医学の発展に写真技術の協力が非常に重要な役割を果たしている.科学写真の一部門である医学写真は,患者の全身の写真,手術及び解剖の写真,教材用写真,光学顕微鏡写真,電子顕微鏡写真など普通一般的なものから高度のものまで非常に広範囲にわたっている.写真は重要な証拠物件となるばかりでなく永久性を持ち,次の研究の資料となる.剖検時の写真は解剖の進行とともに失われてゆく各臓器間の関連性や,病的変化による形態及び色彩の変化が主となるので,色や形の変わらないうちに撮影し,疾患の外見上の病態を記録する.以下に述べるのは臓器肉眼写真の撮り方についてである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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