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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻8号

1976年08月発行

文献概要

マスターしよう基本操作

電顕標本の作り方・2—薄切から鏡検まで

著者: 鈴木克哉1

所属機関: 1日本医大中央電顕室

ページ範囲:P.613 - P.616

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 包埋された組織片は非常に小さく,いきなり超薄切切片を作っても,目的とする視野が得られるとは限らない.通常は薄切の前に0.5〜1.0μの準超薄切切片(semithin section)を作製し,メチレン青などで染色を施し,光顕的にオリエンテーションをつける.超ミクロトームには現在,外国製,国産の各種があり,大別して機械送り,熱膨張送りに分けられる.
 超ミクロトーム刀にはガラス及びダイヤモンドナイフがあり,簡単に入手できるガラスが多用されている.ダイヤモンドナイフは高価ではあるが,大事に取り扱えば数年使用でき,しかもガラスナイフに比較して簡単に良い切片を得られるので便利である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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