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文献概要
病気のはなし
リウマチ熱
著者: 大国真彦1
所属機関: 1日大小児科
ページ範囲:P.638 - P.643
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人間の心臓には4つの弁があるが,これらのうち1つ以上の弁が冒される病気を心臓弁膜症と呼ぶ.この場合,先天性のものと後天性のものとがあるが,この後天性心臓弁膜症の原因としてはリウマチ熱が最も多いものであり,梅毒,細菌性心内膜炎など他の原因によるものよりはずっと多いものである.
"リウマチ"という言葉の意味は本来"流れる"という意味で,体のあちらこちらに痛みが流れるというところからきたものであるが,成人女性に多い慢性関節リウマチとは異なった疾患と考えてよい.
人間の心臓には4つの弁があるが,これらのうち1つ以上の弁が冒される病気を心臓弁膜症と呼ぶ.この場合,先天性のものと後天性のものとがあるが,この後天性心臓弁膜症の原因としてはリウマチ熱が最も多いものであり,梅毒,細菌性心内膜炎など他の原因によるものよりはずっと多いものである.
"リウマチ"という言葉の意味は本来"流れる"という意味で,体のあちらこちらに痛みが流れるというところからきたものであるが,成人女性に多い慢性関節リウマチとは異なった疾患と考えてよい.
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