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文献詳細

雑誌文献

検査と技術4巻9号

1976年09月発行

文献概要

知っておきたい検査機器

ヘモグロビンメーター

著者: 布施文男1 辻美江子1

所属機関: 1東大病院中検

ページ範囲:P.659 - P.660

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 ヘモグロビン濃度の測定は,日常血液検査を実施する際の不可欠な検査として挙げられる.測定方法はシアンメトヘモグロビン法が,国際標準法として一般化されているのが現状である.測定器は種々あるが,ヘモグロビン濃度を最も厳密に測定する際は分光光度計が最適な比色計であるが,日常のルーチンとして使用する場合,高価な点,長時間を要する欠点がある.臨床的にはフィルターを用いた光電比色計及び専用のヘモグロビンメーターで十分である.
 最近,IC回路を用いたヘモグロビンメーターが開発され,従来のヘモグロビンメーターと比較して常に安定した正確な再現性のよい値が得られるようになった.そこで今回は,表のように各種市販されているヘモグロビンメーターについて,一例(IATR on hemoglobin meter)を挙げて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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