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医療現場におけるスマートフォンの活用
著者: 山崎友義1
所属機関: 1宮崎大学医学部附属病院医療情報部
ページ範囲:P.71 - P.73
文献購入ページに移動■電子カルテへのスマートフォン導入の目的と経緯
宮崎大学医学部附属病院(宮崎大学病院)は,診療業務補助として携帯情報端末(personal digital assistants,PDA)を用いたベッドサイドで患者認証や観察項目結果・注射実施の看護入力業務を行うことができる電子カルテシステム(CUMNAVI)を独自に開発し,2006年5月より外来・病棟で運用している.2011年5月から運用を開始した新CUMNAVIでは,市販のアンドロイドスマートフォンを用いて電子カルテに連動した診療業務を行うことができるシステム(WATATUMI)を同時に開発・導入した.WATATUMIを開発・導入する目的は,PDA機器更新の費用と入力業務の軽減とともに,スマートフォンの機能を利用した医療専門職の間でのコミュニケーション促進を想定した.
宮崎大学医学部附属病院(宮崎大学病院)は,診療業務補助として携帯情報端末(personal digital assistants,PDA)を用いたベッドサイドで患者認証や観察項目結果・注射実施の看護入力業務を行うことができる電子カルテシステム(CUMNAVI)を独自に開発し,2006年5月より外来・病棟で運用している.2011年5月から運用を開始した新CUMNAVIでは,市販のアンドロイドスマートフォンを用いて電子カルテに連動した診療業務を行うことができるシステム(WATATUMI)を同時に開発・導入した.WATATUMIを開発・導入する目的は,PDA機器更新の費用と入力業務の軽減とともに,スマートフォンの機能を利用した医療専門職の間でのコミュニケーション促進を想定した.
参考文献
1) Putzer GJ, Park Y : The effects of innovation factors on smartphone adoption among nurses in community hospitals. Perspect Health Inf Manag 7:1b,2010
2) Torrens P : The health care team members. Freshman B, Rubino L, Chassiakos Y (eds) : Collaboration Across the Disciplines in Health Care. Jones and Bartlett Publishers, Boston,pp1-18,2008
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