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文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻10号

2012年09月発行

文献概要

増刊号 この検査データを読めますか?―検査値から病態を探る Ⅰ 肝・胆・膵疾患

2 職場健診でALT高値を指摘された42歳の男性《C型慢性肝炎》

著者: 伊藤敬義1 宮下みゆき1

所属機関: 1昭和大学医学部内科学講座消化器内科学部門

ページ範囲:P.878 - P.883

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Ⅰ.症例

 42歳の男性.ある会社の嘱託産業医から定期健康診断で軽度の肝障害を指摘され,紹介された.15年前より現在の職場に勤務している.過去にも肝障害を指摘されたことがあり,脂肪肝として説明されていた.

 家族歴に特記すべき事項なし.飲酒歴はビール350mL,毎日.喫煙歴なし.

参考文献

1) Akuta N, Suzuki F, Hirakawa M, et al : Amino acid substitution in hepatitis C virus core region and genetic variation near the interleukin 28B gene predict viral response to telaprevir with peginterferon and ribavirin. Hepatology 52:421-429,2010
2) Tokita H, Fukui H, Tanaka A, et al : Circulating KL-6 level at baseline is a predictive indicator for the occurrence of interstitial pneumonia during interferon treatment for chronic hepatitis C. Hepatol Res 26:91-97,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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