icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻10号

2012年09月発行

文献概要

増刊号 この検査データを読めますか?―検査値から病態を探る Ⅰ 肝・胆・膵疾患

8 右季肋部痛およびCRP高値をきたした74歳の男性《胆石症・急性胆囊炎》

著者: 溝岡雅文1 田妻進1

所属機関: 1広島大学病院総合内科・総合診療科

ページ範囲:P.913 - P.918

文献購入ページに移動
Ⅰ.症例

 70歳代の男性.右季肋部痛と嘔吐を訴えて受診した.

 現病歴:4日前に腹痛と咽頭痛が出現し,お腹は張る程度だった.3日前に咽頭痛は軽快したが,右季肋部の痛みは持続し,発熱や嘔吐が出現するようになり,食事も摂れなくなったので受診した.

参考文献

1) 急性胆道炎の診療ガイドライン作成出版委員会(編):急性胆管炎・胆囊炎の診療ガイドライン,第1版.医学図書出版,2005
2) 大屋敏秀,田妻 進:肝機能異常と胆石・胆囊炎.診断と治療 98:819-824,2010
3) 田妻 進,小道大輔:ビリルビン異常値をきたす各疾患の分類と病態.臨床と研究 83:162-166,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?