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増刊号 この検査データを読めますか?―検査値から病態を探る Ⅵ 血液・造血器疾患
4 紫斑,点状出血をきたし,著明な血小板減少をきたした70歳代の男性《特発性血小板減少性紫斑病》
著者: 高蓋寿朗1
所属機関: 1西神戸医療センター免疫血液内科
ページ範囲:P.1095 - P.1101
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70歳代の男性.紫斑を主訴に来院した.
既往歴:数年前より高血圧,狭心症として内服治療中.
70歳代の男性.紫斑を主訴に来院した.
既往歴:数年前より高血圧,狭心症として内服治療中.
参考文献
1) 桑名正隆:ITPの診断と治療.血栓止血学会誌 19:199-201,2008
2) 桑名正隆:検査法の進歩―抗血小板抗体.日内会誌 98:1580-1585,2009
3) 冨山佳昭:特発性血小板減少性紫斑病の補助診断としての網状血小板測定法に関する基礎的研究.平成20年度 血液凝固異常症に関する調査研究,総括・分担研究報告書,pp45-48,2009
4) Neunert C, Lim W, Crowther M, et al : The American Society of Hematology 2011 evidence-based practice guideline for immune thrombocytopenia. Blood 117:4190-4207,2011
5) 藤村欣吾,宮川義隆,倉田義之,他:成人特発性血小板減少性紫斑病治療の参照ガイド2012版.臨床血液 53:433-442,2012
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