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文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻10号

2012年09月発行

文献概要

増刊号 この検査データを読めますか?―検査値から病態を探る Ⅵ 血液・造血器疾患

5 高蛋白血症,貧血,尿蛋白陽性を認めた61歳の女性《多発性骨髄腫》

著者: 坂本佳奈1

所属機関: 1自治医科大学附属さいたま医療センター血液科

ページ範囲:P.1102 - P.1108

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Ⅰ.症例

 61歳の女性.自覚症状としては腰痛を認めている.

 現病歴:1か月前に咳嗽,発熱が出現し,肺炎の診断で前医入院となった.また,同時期より腰痛が出現し,腰椎圧迫骨折の診断を受けた.入院後の血液検査で高蛋白血症を指摘され,精査目的に当院紹介となった.

参考文献

1) 村上博和:免疫グロブリンの異常.押味和夫(編):カラーテキスト血液病学.中外医学社,2007
2) 花村一朗,飯田真介:骨髄腫の遺伝子異常.河野道生,島崎千尋,村上博和(編):多発性骨髄腫Up-to-date―分子病態・診断・治療.メディカルレビュー社,2006
3) 麻奥英毅:臨床症状・検査・診断.河野道生,島崎千尋,村上博和(編):多発性骨髄腫Up-to-date―分子病態・診断・治療.メディカルレビュー社,2006
4) 神田善伸:血液病レジデントマニュアル.医学書院,2009
5) Kyle RA, Child JA, Anderson K, et al : Criteria for the classification of monoclonal gammopathies, multiple myeloma and related disorders : a report of the International Myeloma Working Group. Br J Haematol 121(Suppl):s749-757,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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