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技術講座 生理
フローボリューム曲線―【後編】測定時のエマージェンシー・有用性と限界
著者: 鈴木範孝1
所属機関: 1国保旭中央病院診療技術部中央検査科
ページ範囲:P.1230 - P.1236
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前編ではフローボリューム(以下,V-V)曲線の基礎理論と臨床的意義について解説してきた.本稿では,V-V曲線測定時のエマージェンシーについて解説し,次に有用性と限界について臨床症例を中心に紹介する.
前編ではフローボリューム(以下,V-V)曲線の基礎理論と臨床的意義について解説してきた.本稿では,V-V曲線測定時のエマージェンシーについて解説し,次に有用性と限界について臨床症例を中心に紹介する.
参考文献
1) Cottin V, Nunes h, Brillet PY, et al : Combined pulmonary fibrosis and emphysema : a distinct under -recognised entity. Eur Respir J 26:586-593,2005
2) 棟方充:“肺Dysanapsis”の考え方.THE LUNG perspectives 17:382-385,2009
3) Hamilton WF, Woodbury RA, Harper HT Jr : Physiologic relationships between intrathoracic intraspinal and arterial pressures. JAMA 107:853-856,1936
4) 鈴木範孝:フローボリューム・カーブの理論と使い方―フローボリュームがわかると呼吸機能はおもしろい.真興交易,2008
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