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文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻13号

2012年12月発行

文献概要

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あとがき・次号予告・ラボクイズ正解者

著者: 曽根伸治

所属機関:

ページ範囲:P.1492 - P.1492

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 今年も残りわずかとなり,毎朝,例年の寒さを感じています.先月,紅葉には少し早かったですが久しぶりに,日光の戦場ヶ原まで行ってみました.もう,気温は4℃で小雪が舞っていました.皆様も時間があるときには,気分転換に旅行を楽しむのもよいのではないでしょうか.今年の紅葉は少し遅れているようで,12月初めでも紅葉を楽しむことができるのではないでしょうか.

 さて,わが国でも検査室の外部認証取得が少しずつ増えてきています.海外では多くの施設がISO15189などの検査室認定を取得しています.今月号の“Laboratory Practice”欄で取り上げているJCI(国際病院評価機構)認定は,病院機能評価の国際版で,海外では多くの施設が取得しているようです.医療の質が評価され,臨床検査ではISO15189認定と同じようなチェックポイントで,取得のための費用は高額と聞いています.“臨床検査のピットフォール”欄の「大動脈弁口面積の違い」,“ワンポイントアドバイス”欄の「狭窄率の使い分け」や“Laboratory Practice”欄「移植医療と検査」シリーズの「サイトメガロウイルスの検査」で紹介されたように,同じ検査でも検査法で異なる結果が得られることが多くあります.われわれは依頼された検査に,ただ結果を返すだけでなく,臨床が必要とすることを把握して,それぞれの検査法の特徴や問題点を認識してアドバイスを加えて結果を報告することが,医療の質を高めるために重要と思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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