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文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻3号

2012年03月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

呼吸抵抗測定におけるマウスピースの影響

著者: 内田明美1 吉子健一1 伊藤理2

所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院医療技術部臨床検査部門 2名古屋大学医学部附属病院呼吸器内科

ページ範囲:P.198 - P.199

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はじめに

 呼吸抵抗は,肺・気道・胸郭からなる呼吸器系の「空気の通りにくさ」を評価する呼吸機能検査である.代表的な測定法であるオシレーション法は1956年DuBoisらによって開発されて以来,半世紀以上の歴史をもつ1).近年,測定機器の普及に伴い,喘息やCOPD(chronic obstructive pulmonary disease)の評価法としてオシレーション法が注目されている2,3)

参考文献

1) DuBois AB, Brody AW, Lewis DH, et al : Oscillation mechanics of lungs and chest in man. J Appl Physiol 8:587-594,1956
2) 平井豊博:IOSによる呼吸抵抗の評価.呼と循 51:1241-1244,2003
3) 黒澤一:モストグラフの開発と応用.呼吸 29:40-47,2010
4) Oostveen E, MacLeod D, Lorino H, et al : The forced oscillation technique in clinical practice : methodology, recommendations and future developments. Eur Respir J 22:1026-1041,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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