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文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻4号

2012年04月発行

文献概要

オピニオン

救急医療での臨床検査技師の役割

著者: 福塚勝弘1

所属機関: 1公益財団法人天理よろづ相談所医学研究所

ページ範囲:P.277 - P.277

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 救急医療には,一次(初期),二次,三次の三種類の救急医療体制がある.一次救急医療体制は外来治療で可能な救急患者,二次は入院治療を必要とする救急患者,三次は一刻を争う重篤な救急患者に対応する.救急医療は,医療施設で患者の診療に当たっている医師のみで構成されるものではなく,看護師,救命救急士,臨床検査技師,放射線技師,薬剤師などのコメディカルスタッフとのチーム医療により成り立っている.

 筆者は第50回近畿医学検査学会において「救急医療におけるこれからの臨床検査技師の役割」について近畿圏内4施設の現況を詳細に調べ,さらに126施設にアンケートを実施した.そのなかの事例を紹介し,各施設の参考に供したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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