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ワルチン腫瘍
著者: 樋口佳代子1
所属機関: 1慈泉会相澤病院病理科
ページ範囲:P.288 - P.288
文献購入ページに移動【症例の概要】
74歳,男性.ブリンクマン指数:10(本)×54(年)=540
2年前より左顎角部後方に10mm大の腫瘤を認めていたが増大したため受診.左顔面神経麻痺は認めず.超音波では左耳下腺に接して径48.3×19.4×15.7mm,不整形の低エコーの腫瘤を認めた.境界明瞭,辺縁平滑,後方エコー増強,内部エコーは不均一で充実性の部分と囊胞状部分がみられた(図1).吸引細胞診にてワルチン腫瘍と診断され(図2),腫瘍および浅葉部分切除が施行された.
74歳,男性.ブリンクマン指数:10(本)×54(年)=540
2年前より左顎角部後方に10mm大の腫瘤を認めていたが増大したため受診.左顔面神経麻痺は認めず.超音波では左耳下腺に接して径48.3×19.4×15.7mm,不整形の低エコーの腫瘤を認めた.境界明瞭,辺縁平滑,後方エコー増強,内部エコーは不均一で充実性の部分と囊胞状部分がみられた(図1).吸引細胞診にてワルチン腫瘍と診断され(図2),腫瘍および浅葉部分切除が施行された.
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