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文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻5号

2012年05月発行

文献概要

疾患と検査値の推移

急性糸球体腎炎における尿定性検査の有用性

著者: 関根孝司1 竹内ゆき子2 及川雄二2 渭原博2

所属機関: 1東邦大学医療センター大橋病院小児科 2東邦大学医療センター大橋病院臨床検査部

ページ範囲:P.415 - P.419

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疾患・病態の概説

1.急性糸球体腎炎

 急性糸球体腎炎は急性腎炎症候群(WHO分類)の一つであり,以下の特徴をもつ1,2)
①突然の発症.
②顕微鏡的血尿,肉眼的血尿,(赤血球円柱).
③蛋白尿(微量~ネフローゼ症候群レベル).
④種々の程度の乏尿・浮腫・溢水.
⑤高血圧.
⑥種々の程度の腎不全.

参考文献

1) Sulyok E : Acute Proliferative Glomerulonephritis. Avner ED, Harmon WE, Niaudet P (eds) : Pediatric Nephrology 5th edition. Lippincott Williams & Wilkins, Maryland,pp601-628,2004
2) 大友義之:感染後急性糸球体腎炎.日本小児腎臓病学会(編):小児腎臓病学.診断と治療社,pp222-225,2008
3) 楊國昌,伊藤紀子:急性(糸球体)腎炎の病態と治療.小児科診療 71:227-231,2008
4) 竹村司:急性糸球体腎炎(小児科の視点).下條文武(監):専門医のための腎臓病学 第2版.医学書院,pp271-274,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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