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Churg-Strauss症候群の1症例―末梢血液検査で著しい好酸球増多に遭遇したら
著者: 山崎直樹1 大森智弘1 山田貴正1 今村ちさ1 樋口久晃1 布施川久恵1 前島潔2
所属機関: 1独立行政法人国立病院機構神奈川病院研究検査科 2独立行政法人国立病院機構神奈川病院内科
ページ範囲:P.624 - P.625
文献購入ページに移動好酸球増多を示す疾患の一つであるChurg-Strauss症候群(CSS)は,壊死性血管炎と血管外肉芽腫性病変を特徴とし,末梢神経障害をはじめ全身の臓器に障害を及ぼし重篤な後遺症や死亡に至る症例もみられる稀な疾患である1).
今回,末梢血液検査で高度な好酸球増多を示す症例に遭遇し,迅速に担当医に報告した結果,早期診断,早期治療ができたCSS症例を経験したので報告する.
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