icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術40巻7号

2012年07月発行

文献概要

--------------------

あとがき・次号予告・ラボクイズ正解者

著者: 種村正

所属機関:

ページ範囲:P.670 - P.670

文献購入ページに移動
 学会シーズンまっただ中である.読者の皆様は学会に参加したり,発表したりした経験はあるだろうか? 学会は日頃の研究成果を発表したり,知識を交換したり,新しい情報を得る場である.というのは立前で,実は沢山の楽しみがある.例えば,行ったことのない土地に行ける,その土地の美味しい料理が食べられる,美味しいお酒が呑める,旧友に会える,憧れの人に会える,新しい友人ができる,そんな理由でもよいのである.

 筆者が初めて発表した学会は鹿児島市で行われた日本衛生臨床検査技師会であった.入職3年目のことなのではっきり覚えていないが,運動負荷試験の発表よりも薩摩の郷土料理を食べたこと,大ウナギを見たこと,桜島を回ったことのほうがよく覚えている.もちろん,発表までの準備はとても大変だったし,学会予行もコテンパンだった.でも一回発表を行ってみるとそのプロセスの大切さがわかり,とても勉強になったし,よい想い出になった.学会とは,何かしらの刺激を受けて「明日から頑張ろう!」と思える素敵な場所である.読者の皆様もぜひ参加してみて欲しい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?