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文献概要
技術講座 生理 シリーズ 骨と関節の超音波検査・3
下肢の超音波検査
著者: 髙橋周1
所属機関: 1東あおば整形外科
ページ範囲:P.778 - P.784
文献購入ページに移動運動器の画像診断には,単純X線,CT,MRIが用いられてきたが,近年の著しい技術開発により超音波診断装置がデジタル化され,高周波プローブが出現したことによって,CT,MRIを上回る高分解能画像が容易に得られるようになった.これによりリアルタイムに運動器の損傷状態,動態,血流,などを評価することができるようになり,運動器の超音波検査が注目されている.超音波診断装置は移動性に優れ,診察室や検査室内だけでなく病室や往診先での検査,手術室での神経ブロック時の使用,スポーツ現場での活用1~3)などさまざまな分野・場面で使用できる.また,エラストグラフィという新しい技術を用いると,組織弾性も評価することが可能となった.
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