文献詳細
オピニオン
文献概要
今回の診療報酬改定は全体でプラス0.004%とほとんど据え置きであった.改定の基本方針では重点課題として,「急性期医療の適切な提供に向けた病院勤務医等の負担の大きな医療従事者の負担軽減」,「医療と介護の役割分担の明確化と地域における連携体制の強化の推進及び地域生活を支える在宅医療等の充実」の二つが挙げられた.また,四つの視点として,「I 充実が求められる分野を適切に評価していく視点」,「II 患者等から見て分かりやすく納得でき,安心・安全で,生活の質にも配慮した医療を実現する視点」,「III 医療機能の分化と連携を通じて,質が高く効率的な医療を実現する視点」,「IV 効率化余地があると思われる領域を適正化する視点」が挙げられた.
検査については,「IV 効率化余地があると思われる領域を適正化する視点」で「検体検査については,その実施料について衛生検査所検査料調査による実勢価格に基づき見直しを実施するとともに,臨床的な観点に基づき区分や名称の変更を行う」とされた.
検査については,「IV 効率化余地があると思われる領域を適正化する視点」で「検体検査については,その実施料について衛生検査所検査料調査による実勢価格に基づき見直しを実施するとともに,臨床的な観点に基づき区分や名称の変更を行う」とされた.
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