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文献詳細

雑誌文献

検査と技術41巻2号

2013年02月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈病理〉

病理業務上における有機溶剤の再利用

著者: 田所猛1

所属機関: 1市立砺波総合病院臨床病理科

ページ範囲:P.123 - P.126

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はじめに

 廃棄物から有限な資源を効率的に活用するリサイクルシステムの推進や廃棄物抑制は環境保全の点からも注目され,循環型リサイクルシステムの構築が迫られている.環境影響物質の廃棄は難しく専門家でも意見が分かれることがある.当病理科においては,キシレン,アルコールを可能なかぎり再利用し,試薬購入費および廃液処理費の削減効果と有効な再利用法,安全性について検討したので報告する.

参考文献

1)堤寛:試薬・溶液類のリユース・リサイクル─環境に優しい病理診断業務.病理と臨床 23:661-666,2005
2)野畑真奈美:環境保全型検査体制の構築─病理検査におけるリサイクル成分の検討と利用.医学検査 51:250-255,2002
3)田所猛:病理検査室における有機溶剤の循環型リサイクルシステムの構築.医学検査 54:1347-1352,2005
4)田所猛:有機溶剤の再利用を考える─環境への配慮とコストパフォーマンス.Histo-Logic Japan 33:32-35,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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