文献詳細
文献概要
トピックス
ブレイン・マシン・インターフェース
著者: 平田雅之1 吉峰俊樹1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科脳神経外科学
ページ範囲:P.147 - P.151
文献購入ページに移動ブレイン・マシン・インターフェース(brain machine interface,BMI)とは脳信号を計測してこれをコンピュータで解読して,脳活動の内容を推定し,外部機器を操作することにより,障害された機能を代行する技術である.重症の筋萎縮性側索硬化症や頸髄損傷などでは完全四肢麻痺,意思伝達障害による生活の質低下が著しい.こうした機能障害に対してBMI技術を用いて機能補填を図ろうとする研究が盛んになりつつある.本稿ではBMIについて概説し,臨床検査とのかかわり,最近の話題について解説する.
参考文献
掲載誌情報