文献詳細
文献概要
技術講座 一般
尿沈渣における血球形態
著者: 宿谷賢一1 田中雅美1 下澤達雄1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.382 - P.386
文献購入ページに移動国内の尿中赤血球形態の判定基準はかつて,日本臨床検査標準協議会(Japanese Committee for Clinical Laboratory Standards:JCCLS)尿沈渣検査法検討委員会による「判定基準試案(2005)」が『血尿診断ガイドライン』に掲載され,具体的に取り上げられた.近年では,尿沈渣検査法GP1-P4の付記として「尿中赤血球形態の判定基準(2010)」が『尿沈渣検査法2010』に掲載された.白血球については,1995年に日本臨床衛生検査技師会から尿沈渣検査法が発刊されたことによって国内の尿沈渣鏡検の技術は著しく向上し,日常検査においても白血球分画が可能となった.
参考文献
掲載誌情報