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文献詳細

雑誌文献

検査と技術41巻5号

2013年05月発行

けんさ質問箱

尿定性検査(試験紙法)には偽陽性反応がありますが,ウロビリノゲンやビリルビンの確認方法や強アルカリ尿の蛋白陽性についての対応を教えてください.

著者: 伊瀬恵子1

所属機関: 1千葉大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.398 - P.399

文献概要

 尿定性検査は,濾紙に試薬をしみこませた試験紙と尿中の目的物質が反応して生じる色調変化を,目視または分析機で測定します.投与された薬剤や食事で摂取された物質は,代謝されて尿中に排泄されます.これらのなかには,試験紙法の反応系に影響を与えて偽陽性や偽陰性を起こし,測定値に影響するものもあります.本稿では,日常検査でよくみられる偽反応の確認方法と対応について述べます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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