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■一般細菌検査
一般細菌の菌量を報告する検査項目には,尿定量,グラム染色結果,培養検査結果があります.
尿定量は,市販品のディップスライドがあるのでほぼ統一されていますが,グラム染色結果,培養検査結果はわが国では量的表現方法の統一された基準はないため,各施設で表現方法が違っているのが現状です.
一般細菌の菌量を報告する検査項目には,尿定量,グラム染色結果,培養検査結果があります.
尿定量は,市販品のディップスライドがあるのでほぼ統一されていますが,グラム染色結果,培養検査結果はわが国では量的表現方法の統一された基準はないため,各施設で表現方法が違っているのが現状です.
参考文献
1)三澤成毅,西山宏幸,永沢善三,他:グラム染色.小栗豊子(編):臨床微生物ハンドブック,第4版.三輪書店,p22,2011
2)York MK : Gram stainprocedure. Isenberg HD(ed) : Clinical Micro Biology Procedures Handbook, Vol.1. American Society for Microbiology, Wahington DC, pp3. 2. 1. 14~16, 3. 3. 2. 4, 2004
3)高嶋哲也,御手洗聡,阿部千代吉,他:成績の判定と記録.日本結核病学会,抗酸菌検査法検討委員会(編):結核菌検査指針2007.結核予防会事業部,pp29-42,2007
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