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文献詳細

雑誌文献

検査と技術41巻5号

2013年05月発行

臨床医からの質問に答える

細菌の菌量の表示法を教えてください

著者: 柳沢英二1

所属機関: 1株式会社ミロクメディカルラボラトリー

ページ範囲:P.428 - P.429

文献概要

■一般細菌検査

 一般細菌の菌量を報告する検査項目には,尿定量,グラム染色結果,培養検査結果があります.

 尿定量は,市販品のディップスライドがあるのでほぼ統一されていますが,グラム染色結果,培養検査結果はわが国では量的表現方法の統一された基準はないため,各施設で表現方法が違っているのが現状です.

参考文献

1)三澤成毅,西山宏幸,永沢善三,他:グラム染色.小栗豊子(編):臨床微生物ハンドブック,第4版.三輪書店,p22,2011
2)York MK : Gram stainprocedure. Isenberg HD(ed) : Clinical Micro Biology Procedures Handbook, Vol.1. American Society for Microbiology, Wahington DC, pp3. 2. 1. 14~16, 3. 3. 2. 4, 2004
3)高嶋哲也,御手洗聡,阿部千代吉,他:成績の判定と記録.日本結核病学会,抗酸菌検査法検討委員会(編):結核菌検査指針2007.結核予防会事業部,pp29-42,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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