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文献詳細

雑誌文献

検査と技術41巻7号

2013年07月発行

技術講座 生理

はじめてみよう褥瘡エコー:準備編

著者: 富田則明1

所属機関: 1東葛クリニック病院超音波室

ページ範囲:P.573 - P.577

文献概要

エコー検査には腹部エコー,心エコー,乳腺エコー,下肢血管エコー,バスキュラーアクセスエコーがあり,現在,それらはルーティンな検査として普及している.エコー機器の進歩とエコー検査技術の診断能力の高さはすばらしいものがある.さらに,エコー機器の小型化が進み,回診中でも手軽にリアルタイムで検査可能となった.

近年の高齢化の進行によって寝たきりの入院患者が増加し,褥瘡患者の割合が急増する状況にある.「皮下で褥瘡はどうなっているのか」という疑問と興味から褥瘡にエコーを当てて皮下組織の状態を診てエコー像を診断すると,とても役立つことがわかった.エコー検査を行うことで褥瘡ケアに新しい光がみえてきた.

参考文献

1)日本褥瘡学会学術教育委員会ガイドライン改訂委員会:褥瘡予防・管理ガイドライン(第3版).褥瘡会誌 14:165-226,2012
1)水原章浩,富田則明,浦田克美:アセスメントとケアが変わる褥瘡エコー診断入門,医学書院,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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