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文献詳細

雑誌文献

検査と技術41巻8号

2013年08月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

簡易型睡眠時無呼吸検査における解析のコツ

著者: 長山医

所属機関: 1心臓血管研究所付属病院臨床検査室

ページ範囲:P.674 - P.675

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はじめに

 睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome,SAS)の検査において,簡易型睡眠時無呼吸検査機器は有効な検査の1つである.わが国での簡易検査機器は,気流・胸と腹の呼吸運動・酸素飽和度(SpO2)を同時に測定する検査,もしくはSpO2のみを測定する検査の2種類が一般的である.前者は呼吸運動を測定することによってSASの分類は可能であるが,後者においては分類の評価は困難である.

 本稿では,特徴的なSpO2の変化によってSAS分類のポイントを示すとともに,無呼吸低呼吸指数(apnea and hypopnea index,AHI)の信頼性を述べる.

参考文献

1)日本循環器学会,日本呼吸器学会,日本呼吸器ケア・リハビリテーション学会,他:循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2008-2009年度合同研究班報告).循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン.2010(http://www.j-circ.or.jp/guideline/)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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