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文献詳細

雑誌文献

検査と技術42巻10号

2014年09月発行

文献概要

増刊号 超音波×病理 対比アトラス 1章 総論

超音波像と病理組織像の関連

著者: 谷口信行12 大澤正明2

所属機関: 1自治医科大学臨床検査医学 2自治医科大学附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.920 - P.926

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はじめに

 超音波検査は,簡便なだけでなく高分解能の画像が得られるため,広く臨床で用いられている.特に,乳腺疾患,甲状腺疾患,リンパ節などの体表領域をはじめ,心疾患,腹部疾患,腎泌尿器疾患など,領域を問わず,病変の描出に不可欠のものとなっている.

 本書の各論では,これらの臓器の疾患について,はじめに超音波像が提示され,次にそれらに対応する病理組織像,その後症例について説明されている.ここでは,次章から始まる症例の超音波像を解釈する手助けとするために,超音波の性質と画像に与える影響について,超音波画像を参考にしながら概説したい.

参考文献

1)谷口信行:超音波の画像輝度および強度の定量的評価法.J Med Ultrasonics(超音波医学) 27:765-777,2000
2)谷口信行:超音波のアーチファクト1.臨床検査 48:4-7,2004
3)谷口信行:超音波画像と用語.臨床検査 48:248-250,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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