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増刊号 超音波×病理 対比アトラス 6章 肝胆膵脾
2 肝内胆管癌―50歳代女性
著者: 内藤善哉1 許田典男1 山初和也1
所属機関: 1日本医科大学統御機構診断病理学
ページ範囲:P.1087 - P.1089
文献購入ページに移動50歳代,女性.人間ドックで,癌胎児性抗原(carcinoembryonic antigen,CEA)297.4ng/mL(基準値5ng/mL以下)や糖鎖抗原19-9(carbohydrate antigen,CA19-9)12,000U/mL(基準値37U/mL以下)などの腫瘍マーカーが異常高値を示したため,精査目的で紹介入院となった.入院後,画像検査で肝S4に腫瘤を指摘され,肝左葉切除術およびリンパ節郭清術が施行された.腫瘍は肉眼的には3.5cm大の結節型胆管細胞癌で,組織学的には粘液癌成分を含む中分化型腺癌であった.
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